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70's/80's Monochrome Age and Years of Ektachrome film

湯野上 (会津線) 1972

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会津線撮影の核心は、桑原-湯野上間に存在した第一/第二/第三の大川橋梁に違いなかった。ともに大川対岸の斜面中腹を通過していた国道121号線から手軽に俯瞰が楽しめ、桑原に降りて第一橋梁に平行する吊り橋を渡り、山道を延々と国道まで登ったものだった。けれど、広い谷をガーダ桁11連で渡り俯瞰すれば凡庸になりがちだったのが第一橋梁であり、第二橋梁は切り立った峡谷を跨いで国道からの画角に限られてもいて、結局のところ湯野上にも近い第三橋梁を最も多く被写体にしていたと思う。ここは国道側からの遠景と近景に加え、その対岸からの画角も取れたからである。

この内、第一第二大川橋梁は、1971年に下郷町小沼崎地内にて着工された建設省直轄の大川ダムの堪水線内となり1980年11月29日を以て失われた。今、芦ノ牧温泉南駅近く、ダム湖を越える県道大川湖面橋直下に第一橋梁が沈み、トラスの撤去された第二橋梁の遺構を国道から眺められる。
第三橋梁は健在なのだが、ダム堪水時の洪水水位を考慮した施工基面の嵩上げを要して、既存橋脚を改修の上でガーダ桁、トラス桁とも架け替えられている。1991年にここを再訪した際には、同位置で同形態桁への取替にて気がつかなかったのだが、後に写真を比較してこれを知った。

写真は、雨の第三大川橋梁を往く臨8393列車。臨貨なのだが、ほぼ連日運転されていたと記憶する。
この位置からだと、直下にあった東北電力の発電用取水施設が良い前景になってくれた。この施設も大川ダムの堪水域に入って機能の果たせなくなり、小さなダム堰堤ともども完全に撤去されている。
ここに限らぬず、峡谷の景観は雨天に趣があった。

[Data] NikonF+P-AutoNikkor50mm/F2  1/500sec@f2.8 Y48filter  NeopanSSS  Edit by CaptureOne5 on Mac.
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コメント

Re: ありがとうございます

こちらこそ、ありがとうございます。
お仕事、ご苦労様です。

  • 2013/05/30(木) 00:00:05 |
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  • Wonder+Graphics #-
  • [ 編集 ]

ありがとうございます

懐かしい写真ですね~!!!

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