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70's/80's Monochrome Age and Years of Ektachrome film

能代 (五能線) 1972

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その海沿いを往くロケーションで語られることの多い五能線だが、津軽平野の林崎/藤崎の林檎園や五所川原近辺の岩木山を仰ぐ田園地帯も捨て難い景観ではあった。そして、同じく内陸平野部の能代側には違った魅力も存在していた。長編成の旅客列車である。

秋田県北部沿岸地域の中心都市である能代市には、東能代/能代/向能代を最寄り駅として5校もの公立高等学校が集中しており、1970年当時に人口7万人あまりであった山本郡地域を加えた広域圏から広く生徒を集めていたのである。当然に朝方には大きな通学交通需要が発生して、五能線の深浦からの722列車は9両と云う川部側にはなかった長編成で設定されていた。それの東能代到着編成を一部解放して運用した沢目折返しの225-228列車の6両編成も含めて、朝間に3本のそれを見ることが出来た。

写真は、能代を出発する722列車、東能代行き。
緩い曲線の構内が編成を捉えるに好都合で、煙も期待出来ると選んだ位置だけれど、8620蒸機は軽々と9両編成を引き出してしまった。見たことなど在るはずの無いのに、戦前の東海道/山陽筋での急客機時代を彷彿とさせる姿は、重連や後補機で花輪線の峠を越えていたのと同じ機関車とはとても思えず、これがこの形式本来の持ち味なのだろう。その細身のボイラが客車編成の実に似合う機関車と再認識したものだ。デフレクタも無い方が良い。
それにしても、全てを台無しにしているクルクルパー。

[Data] NikonF PhotomicFTN+P-AutoNikkor135mm/F2.8  1/500sec@f4 Y48filter  NeopanSSS  Edit by CaptureOne5 on Mac.
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