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70's/80's Monochrome Age and Years of Ektachrome film

西金 (水郡線) 1980

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随分と昔に、水戸-福島間に設定されていた準急<スカイライン>で水郡線を通ったことがあった。旅好きだった父が、祖父母宅から札幌への帰路に選んだルートで、福島から仙台を普通列車で繋ぎ、そこからは急行<みちのく>を利用したと記憶している。
<スカイライン>の車窓に見た朝もやの久慈川の印象が鮮やかに残っていて、この夏の渡道の折、深名線の白樺近くで朱鞠内湖の湖面を流れる朝霧を見つめている内に、唐突にそれを思い出したのだった。
青森からの<十和田4号>のナハ21を早朝の水戸に降りたは良いけれど、思いつきの訪問ゆえ地形図もダイヤも手元にはない。ロケハンしながら常陸大子まで乗り、戻って下車したのがこの西金であった。

予備知識無しに降り立ったそこは、乗降場一面のみの上下本線の区別されない小駅なのだが、久慈川に張り出すように2線の側線が設けられ数両のホッパ貨車が待機していた。対岸の山腹を開いた採石場からの軌道散布用砕石の積出駅だったのである。これは現在でも変わらず、そのため線内の大半が無人化されて以降も永らく要員の配置されていた。(2007年3月18日改正に至って要員無配置となっている)

久慈川流域のこのあたりには孟宗竹の植生が多々見られ、昨日までファインダで見ていた景観とのあまりの違いに、そのもっさりとした重量感の処理に戸惑った覚えが在る。
列車は9341D、常陸大子行き。上菅谷までを夏期輸送で延長運転したものであった。
この頃、水戸機関区でも配置の減っていたキハ26が揃った2両編成が好ましい。
後方には河岸に積み上げられた砕石の山も見える。

ここへは、この後も幾度か通い、キハ110系列もこの線区には似合いと思えていた。けれど、今のキハE130系列には、どうにも食指が動かない。あの塗色はなんとかならぬものか。

[Data] NikonF3+AiNikkor28mm/F2.8 1/250sec@f8 Nikon O56filter Tri-X(ISO320) Edit by PhotoshopCS3 on Mac.
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